カテゴリ:アート( 6 )
120713 「深三畳台目」
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こんにちは駒田由香です。

先週末、軽井沢にある中央工学校所有の研修施設にでかけてきました。
研修施設といっても普通に想像する施設ではありません。
登録有形文化財である「三五荘」や能舞台を持つ「千ヶ滝」など普段は見る事のできない貴重な和風建築なんです。
写真の茶室は、茶の湯の研究と伝統建築設計の第一人者である中村昌生先生の設計で、ここでお茶会を体験。美味しいお茶をいただきました。

中でも、中村先生が復元した、千利休の「深三畳台目」は見事でした。
茶の湯の原点に立ち返ることを示唆し、利休の痛烈な批判精神が込められていると言われる「深三畳台目」。
にじり口から入るとこの3畳が無限にひろがっていくようで、時間があれば一日中ここにいて光の移り変わりを見てみたい・・・
室内が暗くて写真がとれなかったのが残念でした。〈YUK〉
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by komadakenchiku | 2012-07-13 11:04 | アート
111104 住宅課題/菊地成孔/南博/東信
今日は昭和女子大で非常勤でした。以前にも少し紹介したような気もするのですが、住宅の課題を出しています。住宅を経験として知らない日本人はまずいないので、その意味ではこれ以上簡単な課題はありません。小学生だって出来る。ただ、この「経験として知っている」ことが実はかなり設計の邪魔をするのです。数日前に東京工芸大学でも住宅課題の講評をしたのですが、作品のほぼ半分が「経験として知っている」家をただ焼き直しただけの内容でした。残念ながらこれではわざわざ大学まで来て設計を学ぶ意味はありません。昭和女子大では、学生がそんな既成概念の罠にはまらないよう、「住宅を住宅として考えるな」という強いメッセイージを含んだ課題にしてあります。それでも毎年(今年で3年目)何人かは罠にはまって脱出出来なくなっていました。が、今年の学生は優秀なのか、ただただ素直なのか、そろいもそろって奇妙な、住宅とも言えない模型をザクザクと造って来ます。造っている本人たちも楽しんでくれている様ですし、指導する側も退屈で眠くなることは無い。唯一気になるのは、住宅を住宅として考えなかった結果としての建築をどうやって住宅に落とし込むのか?既成概念の罠の次に待ち受けるのが、アイデアの空中分解。実は学生にとってこれが一番キツい。バラバラにならないように多少ハードランディングになっても地上へ返してあげなければなりません。
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昨日は日本パフォーマンス/アート研究所の小沢康夫さんのご招待で、菊地成孔と南博のライブへ行って来ました。客席も含む空間演出は東信。実に贅沢です。小沢さん本当にありがとうございました。二人の即興主体の演奏はMC無しで75分間ぶっ通し。菊地さんは眠くなったら遠慮なくどうぞと言っておられましたが、とんでもない。頭の中がどんどん覚醒して行く感じで、色んなイメージが浮かんで来る。気がついたら新しいプロジェクトのスケッチを頭の中でしていたりして。でもそれがスゴく気持ちが良いのです。写真は演奏後に撮った舞台。大量のユリの花です。〈TAK〉
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by komadakenchiku | 2011-11-05 00:47 | アート
110524 プリズマティックテーブル
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今日は大好きな家具、
イサムノグチの「プリズマティックテーブル」の話を
させてください。
(スツールではなくテーブルなんですよ!)
以前、香川県のイサムノグチ庭園美術館に旅行した際に
購入し、我が家で愛用して5年。
見た目の美しさだけでなく、機能性の高さにも驚いています。
三本脚ですが安定性が高く、我が家ではコーヒーテーブルとしてだけでなく、
子供が宿題をする時も重宝しています。
イサムノグチが最後にデザインした家具だそうです。
このテーブルを「クロワッサンプレミアム7月号」で紹介させていただきました。
取材は、公私ともにお世話になっている編集者の鈴木里子さん。
我が家のリビングも映っています。〈YUK〉
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by komadakenchiku | 2011-05-24 00:30 | アート
110508 GW最終日
このGWにしたこと。
由香に勧められてヴィクトール・フランクルの「夜と霧」を読みました。ナチスに強制収容された精神科医が、自分自身のことはもちろん、被収容者やナチスのSS、カポーと言われるSSに協力する被収容者たちの日々を観察し心理状態を分析。自己言及的にならざるを得ないとは言え、その筆致は終始客観的な立場を失わない。感情に訴えるような部分はもちろん無い。収容所生活を科学している。まさに収容所の実相が「正しく」伝わる本だと思います。ただ、この本が世界中でベストセラーになったのは、この「正しさ」だけに依るものではないのでしょう。ヴィクトール・フランクルは、様々な例を引きながら、人がどんなに過酷で、生きることに絶望せざるを得ない状況にあっても、自己の精神性を高めることが可能であることを実証的に示しています。そして「夜と霧」という著作が残されたこと自体がその決定的な証左である。そう感じました。
「PIANO HOUSE」のお施主さんに教えてもらった「1,000,000年後の安全」というドキュメンタリー映画を観ました。核廃棄物が無毒化するのに1,000,000年。それまで地中に埋めておきましょうという施設がフィンランドに建設されています。無論1,000,000年後までそこは開けてはならないのですが、その事をどうやって1,000,000年もの間後世に伝えるのか。答えが出る訳がありません。100年ならともかく、100万年後の人類(そのころは進化が進んで今の形をしていないでしょうね)との対話をしようなど、冗談としか思えない。100万年後のことをあれやこれやと真面目に考えなければならないという、笑えない、でも笑うしか無いような現実。まあそんなこともロクに議論していないこの国はただただ寒いだけで、本当に笑えないのですが。〈TAK〉
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by komadakenchiku | 2011-05-08 16:28 | アート
101130 青木意芽滋個展/火/光
昨日、昭和女子大の帰りに青木意芽滋さんの個展へ。暗い室内に入るとガラスの粒子がコーティングされた黒い背景の前に、細い燭台のロウソクの火が1つ。火の持つ初源的な力を鮮やかにしかし静かに、不思議としか言いようのない光学的効果をもって現象させています。光の無限の階調がつくる幻のような球体。しばらく見入ってしまいました。〈TAK〉
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by komadakenchiku | 2010-11-30 23:57 | アート
100212 NO MAN'S LAND
昨日、同窓会へ行く由香を置いて、娘(7才)と旧フランス大使館で開かれている「NO MAN'S LAND」へ行って来ました。退屈しのぎのために娘を記録係(館内は撮影OK)に命じて、「古いモダン建築」の館内へ。内容はなんでもありな感じで、ちょっと文化祭みたいです。プランがシンプルな片廊下だったりして、それも学校を憶いおこさせたのかもしれません。帰ってから娘がiPhoneでシャカシャカ撮った写真を見返すと、それなりにツアー感覚が味わえる(?)ので(作家の方々には失礼かもしれませんが、、、)紹介しますね。ちょっと長いですが。。。〈TAK〉
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by komadakenchiku | 2010-02-13 00:28 | アート



駒田建築設計事務所/駒田剛司+駒田由香
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