カテゴリ:SLIT( 8 )
120622 SLIT再訪
某婦人誌の取材で「SLIT」へお邪魔して来ました。引渡して1年半、久しぶりの訪問です。
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私たちの事務所に来てくださるのは、30代,40代のご夫婦で、お子さんがまだ小さかったりする場合が多いのですが、「SLIT」の建主はそれより少しだけ年長のカップル。設計依頼を受けた時は、「大人の家」を造ろうと、意気込んだりしたのですが、結局のところ完成したのは若い世代以上に「攻めた」デザインの住宅でした。「攻め」の最大のポイントは、建物の対角線上に抜けるスリット。矩形状の平面を斜めにスリットが横切るのですから、プランは普通に考えるより納まりが難しい。そして、屋根にもスリット。トップライトが家を横切るわけです。当然夏は日差しが強く、冬はそれなりに寒くなる。
そんなデメリットをモノともしない強さがお二人にありました。ここにあった旧宅は端竿敷地ということもあり、光がほとんど入らない。そんな環境をひっくり返したいというお考えだったと思います。強く光りを求めていらっしゃっいました。
そして、撮影当日は夏も近づく梅雨の晴れ間。2階はどのくらい暑いのだろう。少々気になりました。1階の窓から涼しい風を取り入れて、2階の熱気を抜くことはもちろん考えていたのですが、どれほどの効果があるのか。恐る恐る2階に上がると、「ああ、そんなに暑くないなあ」当日は風が無かったのですが、これで風が少しでも吹けば真夏以外は自然換気で大丈夫そう。
Mさんご夫妻は、私のそんな心配をよそに、トップライトから入る月の光を感じる楽しみを話して下さいました。大人です。
「攻める」ことと「若い」ことには直接関係は無い。まして「大人の家」はただ落ち着いた家とは違う。当たり前のことを、改めて感じた次第です。Mさんご夫妻に感謝。ありがとうございました。〈TAK〉
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by komadakenchiku | 2012-06-22 14:59 | SLIT
101208 M邸引渡し/K-AP/ブログ1年
先週、ついにM邸が引渡されました。設計を着手して5年(?)。農地から宅地へ転換するための条件が整うのに時間がかかった上に、その後設計も色々と移り変わり。。。結果、駒田事務所最長のプロジェクトになりました。辛抱強くお付き合い頂いたMさんご夫妻には心より感謝しています。ありがとうございました。
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写真で見てお分かりの通り、外から見ると閉鎖的に見えるのですが、室内は開放感充分な空間になっています。
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不整形なガラスの中庭とシナ合板のボックスが、抑揚のある場をつくっています。
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土曜日にはK-APの現場へ。型枠が全て取り払われました。床面積からは想像出来ない、スペーシーでダイナミックな空間が生まれようとしています。今後が増々楽しみです。
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それと、昨日気がつけばブログを始めて1年になりました。今後も宜しくお願いします。〈TAK〉
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by komadakenchiku | 2010-12-08 23:52 | SLIT
101122 M邸施主検査/O邸/偶然とは何か
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M邸がようやく施主検査の日を迎えました。が、現場へ行くと床の養生が剥がれていなくて、一見まだ工事中。実質的にはほとんど出来上がっていたのですが。。畑や水田に接して程よく内外が繋がった気持ちのよい家が出来たと思います。下川工務店さんには時間がかかりましたが、良い仕事をしてもらいました。次回は奇麗に仕上がった写真をご紹介します。
今朝はO邸へ。床も貼られて内部の様子が見えてきました。つくばの「Winding W」と「M HOUSE」や「Y-3」の要素を掛け合わせたような造り方が分かって頂けるでしょうか。壁のスリットに佇んでいるのは安松託建の橋爪さん。「森の家」からのお付き合いです。
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竹内啓の「偶然とは何か」。朝日新聞の書評を見て読んでみたいと思っています。判断の積み重ねとしての建築と、そこに生まれる偶然についていつも考えているような気がします。〈TAK〉
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by komadakenchiku | 2010-11-23 00:24 | SLIT
101021 M邸カーテン/SLIDE西荻/ARCASIA
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昨日は引渡したばかりのM邸に、カーテンの調整に行ってきました。細長い吹抜けに面して透ける様な生地でカーテンをかけているのですが、カーテンをとりつけている天井が上下左右とも勾配がついているのでスムーズに動かすのが難しい・・・。いつもカーテンをお願いしているリビナさんとも現場で、うんうん悩んでしまいました。取り付けは難しいのですが、カーテンを取り付けた様子は、写真のとおりばっちり!美しく空間に溶け込んでいます。この生地はお施主さんが選ばれたのですが、透け感があって縦に流れるような模様が素敵です。アンティークな雰囲気のダイニングチェアも空間のアクセントになっていました。
「SLIDE西荻」が今年の「日本建築家協会優秀建築選」と「ARCASIA(アジア建築家評議会)賞推薦作品」に決まったと連絡がありました。どちらもまだ先がありそうなので楽しみです。〈YUK〉
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by komadakenchiku | 2010-10-21 23:28 | SLIT
101004 大阪/新潟I邸/北方/M邸
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30日は2人で大阪へ。国際見本市「LIVING & DESIGN」で講演。「集合住宅に棲む」というテーマで話をさせて頂きました。アウェーの関西で人が集まってくれるのか少なからず心配していたのですが、予想に反して立ち見も出る盛況ぶりでした。お忙しい中集まって頂いた方々に改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。集合住宅、特に賃貸の集合住宅は家につきまとう「お約束」から自由になれること。そして自由になった先には、イバショを発見的に見つけ出せるような、人間に本来備わっている動物的な空間感覚を呼び覚ますような、そんな建築が求められるのではないかといった趣旨で私たちの実例を紹介しながら話をさせて頂きました。講演後は30分で道頓堀の串カツをつまんで東京へ。串カツは2人とも初めてだったのですが、予想外の美味しさにビックリ。
週末は私は新潟、由香は岩手県北上市へ。新潟はI邸の竣工を見届けに。北上はASJの展示会。I邸はこんな奇麗に仕上がりました。
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そしてM邸も先週引渡しされました。こちらも奇麗です。Mさん、Iさん本当にありがとうございました。〈TAK〉
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by komadakenchiku | 2010-10-04 23:19 | SLIT
100924 夏の想い出/M邸竣工間近
ようやく涼しくなって来たところで恐縮ですが、少し時計を巻き戻して夏の想い出です。今年の夏も草津へ行って来ました。「草津の家」のNさん宅にお邪魔して、竣工6年目にして初のバルコニーバーベキュー。夜風が爽やかで、東京の熱帯夜に体力も気力も蝕まれた体につかの間の癒しをもらいました。恒例になっている「草津夏期国際音楽祭」でモーツアルトの室内楽も楽しみました。子供も分かるかと思ってモーツアルトなのですが、、、彼女はぐっすり。夏のNさん宅訪問は毎年本当に楽しみにしているイベントです。来年もよろしくお願いします。
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さて、何度かご紹介して来たM邸が近々竣工します。是非オープンハウスをと思っていたのですが、予定があわず。。。残念なのですが、竣工間近の様子を少しお見せします。四周を隣地で囲われた端竿敷地にあって、ほぼ唯一視線が抜ける敷地の対角線上で建物をバッサリ2つに切り分けています。それと、外からは見えませんが屋上には太陽光パネルが。太陽の光もエネルギーも存分に頂く家になりました。
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〈TAK〉
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by komadakenchiku | 2010-09-24 12:04 | SLIT
M邸/K-AP/W杯その後
M邸へ行って来ました。建物を斜めにスパッと切ったようなスリット状の吹抜けがハッキリ見えて来ました。スリットの下はまるで外のよう。周りを住宅に囲まれた端竿敷地のM邸。建替え前の旧宅にお邪魔した時は、1階が暗くとても快適とは言えない状況でした。これからはむしろ明るすぎることを心配しなければならないかも。夏の日差しはトップライト下の可動式オーニングでカットします。
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K-APは近隣家屋の調査を終えて、ようやく工事が本格的にスタートしました。一時掘削が終わってあともう少し掘り進みます。
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W杯がスペイン優勝で終わってはや5日。日本が敗退してからは2週間。祭りの熱もだいぶ抜けてきたところです。そんな時に気になったW杯関連の論説を2つご紹介します。1つ目は上杉隆の「ワールドカップ敗退で歓喜している国に、ベスト4など永遠に無理な話だ」と「メディアの成長なくして、やはりW杯4強の夢は遠い」。日本のスポーツメディアの質の低さ、特にテレビメディアの視聴者迎合主義的な報道内容には目を覆いたくなります。もう1つは蓮實重彦の「国を背負いサッカーに背く」。朝日新聞7月14日朝刊に掲載されています。ワールドカップが国を背負った戦いであるため、選手はリスクをとらず本来のサッカーの魅力を表現出来ない。確かにそうです。ただ面白いと思ったのはその点ではなく、戦術の根本的な変更に対して柔軟に対応した日本選手が持つ力を「運動する知性」と要約していたこと。メディアが日本代表を「結束力」や「やる気」といった言葉で褒めちぎるのに対して、「結束力」や「やる気」などどこでも見られると断じ、サッカーのピッチでしか見られないのは「運動する知性」であると。そして決勝トーナメントを勝ち抜くには動物的な獰猛さが必要だとも。この知性と野生の質を高める議論をメディアにはして欲しいものです。〈TAK〉
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by komadakenchiku | 2010-07-16 17:27 | SLIT
100525 M邸上棟式/日韓戦
先週末M邸の上棟式がありました。気持ちのよい天気のもと、なんと手料理でおもてなしを頂きました。上棟式をしていただくことは珍しくないのですが、奥様の手料理を振る舞って頂くことは滅多にありません。もちろん一同感動しきり。素晴らしい式になりました。
お料理のならんだ即席のテーブルと、鉄骨の梁が斜めに関係になっているのが分かると思います。この家の肝はこの斜めの要素なのですが、それはまたの機会に紹介したいと思います。
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それと、昨日サッカーの日韓戦をスポーツ観戦仲間と観に行きました。パクチソンがカッコ良かった。日本はとことん下手。本当に日本で一番サッカーが上手な人たちなのか?それともサッカーがとてつもなく難しいスポーツなのか?ちょっと驚きました。。。
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by komadakenchiku | 2010-05-25 21:59 | SLIT



駒田建築設計事務所/駒田剛司+駒田由香
by komadakenchiku
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