<   2012年 07月 ( 3 )   > この月の画像一覧
120730 KN邸/リノベそっくりさん?
a0147204_11255853.jpg
すこし、というか気がつけばだいぶ時間が経ってしまいました。白井市に計画していたKN邸の地鎮祭が7月8日にありました。千葉ニュータウン駅からほど近い新興住宅地。若いご夫妻と小さな男の子、三人家族のための住宅です。
Kn邸では前からずっとやってみたいと思っていたことが実現しそうです。それは新築でありながら、リノベション的な手法を採り入れること。実は「SLIDE西荻」でもリノベーション的なプロセスを前提にしたデザインコンセプトについて、実践したことがあります。それはスケルトンとインフィルの計画にタイムラグがあるコーポラティブハウス特有の都合から発生したもので、すでに決定しているスケルトンにインフィルの要素をオンする過程を、リノベーション的な作業と捉えること。そう捉えることが、遡ってスケルトンの在り方をスタディーする上で有効なのではないかと考えた訳です。
Kn邸の試みは、同じリノベーションという概念を持ち込んではいるものの、SLIDE西荻の時とは大分その意味において違いがあります。例えばSLIDEではスケルトンとインフィルは明確に分離可能な訳ですが、KN邸はスケルトン/インフィルといった線引きそのものがありません。SLIDEでは要素をオンする作業であったのに対して、KN邸は逆にオフにして行く作業が中心になりました。新築でありながら、要素をオフにする、すなわち削ったり、壊したりということを仮想的に考える訳です。って、言われてもなんのことやら分かりませんね。言葉だけではなかなか伝わらないことを承知で言えば、仮想的に既存建物をリノベーションする様な、ということでしょうか。なんだか小難しく聞こえるかもしれませんが、要はどこにでもあるリノベと同じです。ただ、それが新築であるというところが、「新築そっくりさん」なら分かるけど、「リノベそっくりさん」みたいな話になると、ちょっと不思議だなあみたいなかんじで、ややこしい(笑)。
地鎮祭当日は梅雨明け前でしたが、好天にめぐまれ実に晴れやかな式になりました。都心とは違った余裕のある敷地には、造園家であるKNさんと一緒に外構も計画しています。今後の進捗は追ってレポートしたいと思っていますので、どうぞ宜しく。〈TAK〉
[PR]
by komadakenchiku | 2012-07-30 21:00 | KN邸
120714 「なにをしたいの?」
a0147204_17482181.jpg

先週、明治大学2年生の講評会へ。由香と2人でゲストクリティークとしてお邪魔して来ました。担当講師は写真でお話をされているプラステイクの古見演良さん。
キャンパスにイベントホールやカフェを計画するという課題です。2年生ですから、公共施設の設計は初めてだったのでしょうね。残念ながら一部を除いて消化不良の作品が多かったように思います。まあ、設計課題に出来不出来があるのは仕方が無い。僕自身の大学時代を思い起こしても、良く出来た課題もあれば、てんで話にならいモノもありました。
ただ、ちょっと気になったのは「私はこうこうこうしたかったからこんな建築になりました」と、簡単に言い切ってしまう学生が多かったこと。「なにをしたいのか?」という問いかけは指導教官からはもちろんですが、学生自身が常に自らへ問いかけていることのはずです。「なにをしたいのか?なにをしたいのか?なにをしたいのか?」明確な答えの無い、永遠の問いかけ。この問いに簡単に答えてしまうと、すなわち、もっともっとあるはずの「何を?」をバッサリ切り捨ててしまうと、先に書いた様な、言い切り型の発表になっちゃうんですね。それではダメです。
そこで、教える側として少し反省したのは、「なにをしたいの?」とあまり聞きすぎるのはどうなんだろうと言うこと。学生は往々にして教師の問いに応えなければと思ってしまうもの。「したいこと」なんて気にせずに、「とりあえずやってみな」と言ってあげるのが良いのかも知れません。〈TAK〉
[PR]
by komadakenchiku | 2012-07-14 18:41 | 教育
120713 「深三畳台目」
a0147204_1121889.jpg

こんにちは駒田由香です。

先週末、軽井沢にある中央工学校所有の研修施設にでかけてきました。
研修施設といっても普通に想像する施設ではありません。
登録有形文化財である「三五荘」や能舞台を持つ「千ヶ滝」など普段は見る事のできない貴重な和風建築なんです。
写真の茶室は、茶の湯の研究と伝統建築設計の第一人者である中村昌生先生の設計で、ここでお茶会を体験。美味しいお茶をいただきました。

中でも、中村先生が復元した、千利休の「深三畳台目」は見事でした。
茶の湯の原点に立ち返ることを示唆し、利休の痛烈な批判精神が込められていると言われる「深三畳台目」。
にじり口から入るとこの3畳が無限にひろがっていくようで、時間があれば一日中ここにいて光の移り変わりを見てみたい・・・
室内が暗くて写真がとれなかったのが残念でした。〈YUK〉
[PR]
by komadakenchiku | 2012-07-13 11:04 | アート



駒田建築設計事務所/駒田剛司+駒田由香
by komadakenchiku
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
駒田建築設計事務所
カテゴリ
以前の記事
フォロー中のブログ
最新のトラックバック
ライフログ
検索
タグ
その他のジャンル
ブログパーツ
最新の記事
121110 ウェブサイトリ..
at 2012-11-10 22:33
121028 「balco」..
at 2012-10-28 15:37
121019 OZ邸引渡
at 2012-10-19 12:38
121011 KN邸上棟
at 2012-10-11 23:58
120730 KN邸/リノベ..
at 2012-07-30 21:00
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧


Skin by Excite ism